いにしえのまち

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【土地歩き】わたらせ渓谷鐵道に乗って日光東照宮へ

群馬県桐生駅から足尾銅山で栄えた日光市足尾地区である間藤駅迄を結ぶ元国鉄足尾線を引き継いだ「わたらせ渓谷鐵道」に乗車して、日光東照宮がある日光まで列車の旅に行ってきました。紅葉の時期は少し早かったのですが、観光列車である「トロッコわたらせ渓谷号」に乗車してお弁当を食べながら沿線の景色を楽しみました。

本日は、その旅の記録をブログにまとめる事にしました。

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東武鉄道北千住駅より、特急りょうもう号に乗車。

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浅草駅は少し不便な場所にあるため首都圏北部のターミナル駅である北千住駅より特急に乗車しました。りょうもう号は、久喜駅までなどでは利用したことがあったのですが、わたらせ渓谷鉄道の乗り換え駅である「相老駅」までの長距離では初めてでした。

朝ごはん(パン)とコーヒーを購入してホームに降ります。吉野家もありましたが、テイクアウト牛丼は朝なのでやめておきました。

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北千住駅の特急ホームは、伊勢崎線の1・2番線ホームの先にあります。入り口付近には、案内、特急券の販売所と発券機がありました。

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2番線のホームの脇を進んで行くと特急ホームに入り口があります。手前には特急券を確認する改札口がありました。

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10分程度ホームで待っていると、りょうもう5号赤城駅行きが入線して来ました。10月ということもあり、少々冷え込んでいました。

北千住駅8:52発→相老駅10:34着

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ちょっと、シートは窮屈の印象を受けましたが、赤城方面に向けて爆走していました。

10:34相老駅到着、わたらせ渓谷鉄道線に乗り換え

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跨線橋を渡って、わたらせ渓谷鉄道線に乗り換えです。乗り換え時間が短かったため、駅ではなく車内で切符を購入しました。車掌さんが対応してくれました。

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「トロッコわたらせ渓谷号」は、大間々駅より始発のため、相老駅大間々駅は臨時の普通列車WKT-500・510・520形)での移動となりました。車内で切符購入して、大間々駅ローソンチケットで購入したトロッコ整理券を指定券に引き換えてました。

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 指定席はこの段階で指定されるため、先着順になってしまいます。トロッコ大間々駅まで車利用で来られる方もいるため、混雑時には、少し早めに大間々駅に行く必要がありそうです。乗車する「トロッコわたらせ渓谷3号」は、その日の9時より席の指定が始まるためです。

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ロッコ整理券を引き換えて、0番線に移動しました。

ロッコわたらせ渓3谷号大間々駅10:53発

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この「トロッコわたらせ渓谷号」は、ED10ディーセル機関車+12系客車を改造車です。わたらせ渓谷鐵道わ99形客車という名前がついており、指定席は展望デッキスタイルとなっています。(前面から撮影は、通洞駅にて)

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展望デッキは指定席でテーブルが設置されていました。昔懐かしい車内販売のカートも健在です。

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自由席は12系客車そのままです。こちらは、密閉されており、あまりにも寒かった場合には避難することもできそうです。お客さんが少ない場合に限られそうですが。

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車窓に目をやって行くと、わたらせ川の川沿いを走っていました。紅葉はまだまたですが、風が気持ち良いというか、段々と寒くなってきました。

温泉施設が併設されている水沼駅11:16着

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水沼温泉センターという温泉併設の駅だそうです。時間の都合で立ち寄りは出来ませんでしたが、良い温泉のようです。

www.mizunuma-sb.com

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水沼駅を過ぎると渓谷らしくなってきました。

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そして、11時過ぎた辺りで昼食を頂きました。事前に電話予約した、「トロッコ弁当」と「やまと豚弁当」をゲットして美味しく頂きました。やまと豚弁当には沿線の名所が書いてあるMAPが弁当の包み紙に着いてました。

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お弁当は乗車前日の15時まで電話予約が必要です。
・トロッコ弁当1000円
・やまと豚弁当1100円
わたらせ渓谷鐵道が運営している、列車のレストラン清流(神戸駅構内)で作られており、トロッコわたらせ渓谷3号では、大間々駅乗車時に予約受け取り・当日販売をしているようです。

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標高を上がると紅葉も色づいて来ました。

神戸駅近くの滝

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神戸駅近くにある、トンネルとトンネルの狭間にある滝です。低速走行のおかげてゆっくりと見物することができました。

草木トンネル

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草木トンネル内は、展望車両のイルミネーションは点灯しました。

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車内にはコカコーラの自販機があり、徳川コーラが売っていました。徳川と言えば、尾張駿府・江戸ですが、日光東照宮が近くにあるため販売されているそうです。

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渓谷という感じになって来ました。この先に町があるのだろうかと思うぐらいの場所はトロッコ列車は走ってましたね。

いよいよ足尾地区へ通洞駅

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足尾銅山で栄えた足尾地区です。銅山住宅や各採掘施設跡が顔を出して来ました。

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居住エリアも見えてきて、町らしくなって来て驚きました。そして、奥には総合病院もあり、それなりに栄えている地区であると思いました。この鉄道が存続している理由も分かって来ました。

通洞駅12:23着

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やっと、前面から「トロッコわたらせ渓谷号」撮影に成功です。また、通洞駅では、鉄朱印もゲットました。

この後は日光市の市バスで日光東照宮に向かいました。トロッコに接続していました。

時間が少しあったため、足尾銅山観光へ

通洞駅から徒歩5分で銅山観光という施設に到着しました。

www.nikko-kankou.org

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40分程度時間が空いてしまったため、足尾銅山観光にやって来ました。でも、40分では見学不可能だったため、坑道の中を急いで歩いて出口に辿り着きました。

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坑道までは専用のトロッコで行くちょっとした面白いアトラクションでした。どう動いているのは大変、気になりましたが、半自動運転でおこなれているようです。入り口からこの広場まではアプト式でディーセル車が牽引して、切り離されて、客車は坑道の中に進んで行きました。

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足尾銅山観光の中にあった喫茶店?レストラン?があまりにもノスタルジックな雰囲気を出していたため写真に納めました。昔ながらの醤油ラーメンとは食べられるのでしょうか?

足尾銅山観光  13:16発(日光市営バス)

足尾地区からJR日光駅までは、足尾JR日光駅線という市営バスが運行されています。今回は、足尾銅山観光前より乗車しました。わたらせ渓谷鐵道の、「通洞駅」「足尾駅」「間藤駅」に停車します。「間藤駅」より先の廃線エリアである「足尾本山駅(貨物駅)」付近も走ります。本数は約6本で、一部が、観光列車(わっしー号・わたらせ渓谷号)に接続しています。バスは、小型のバスで、支払いは現金の他にPay Payが利用出来ます。 

www.city.nikko.lg.jp

日光東照宮へ(総合会館前3:03着)

www.toshogu.jp

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バス停から坂を登っていくと、立派な参道が出現しました。幻想的な雰囲気でした。

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表門より、拝観料が必要です。発券機で購入して表門より中に入ります。

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拝観料の支払いには、JR東日本Suicaも使えます。(一応)

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陽明門(ようめいもん)前の鳥居を通過して、御本社(ごほんしゃ)に向かいます。13時過ぎになると、青空をみる事ができました。

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社殿から長い階段を登って行くと、東照大権現様(徳川家康)の霊廟がある奥宮です。なんとも、神々しい場所だと思いました。これは素晴らしいかったです。

日光滞在時間は2時間ぐらい確保していたのですが、時間が足りませんでしたね。

本宮カフェと神橋

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日光東照宮を後にして、神橋まで歩いて来ました。小腹が空いたので、近くにあるカフェに入りました。

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店内も外もいい感じの雰囲気で、甘いクリームあんみつを頂きました。

www.hongucafe.com

 

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神橋も御幸が指してましたね。

そろそろ帰路へ(東武日光駅

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初めて行きましたが、立派な駅でした。構内には駅弁やお土産を売っている店舗と待合室などがありました。また、2階には礼拝室がありました。

www.tobu.co.jp

JR直通特急「日光6号」16:39発(新宿行き)

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初代の成田エクスプレスである253系電車(6両編成)を改装して日光号として運用されております。南栗橋駅で、JR宇都宮線に入り大宮・池袋・新宿迄運行します。東武特急より、高いですが新宿まで直通することを考えるとかなり便利です。

南栗橋では、電源の切り替えに伴う一時的な停電と乗務員の交代が駅ではない線路上で行われます。

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成田エクスプレスということもあり、シートは広いです。窓の位置が合ってないのは、改良されたからです。それでも、ゆったりとしたシートになっています。成田エクスプレス時代のグリーン車はありません。

相老、足尾、日光と標高が上がっていますので、当然ですが、気温も下がっていました。車内は暖かく、たくさん歩いた疲れから終点まで爆睡していました。2時間で新宿までたどり着くのは便利でした。(新宿駅18:35着)

ちなみには、余談ですが、今回は、「お先にえきねっとトクだ値30%OFF(2860円)」を取って大変安く行く事ができました。ただ、東武特急で、東武鉄道株主優待特急券利用の場合、2000円前後(北千住〜東武日光)でいくことも可能のため、やはりJRが絡むと値段が上がりますね。